雨にも負けず風にも負けず雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち欲はなく決していからずいつも静かに笑っている一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べあらゆることを自分を勘定に入れずによく見聞きしわかりそして忘れず野原の松の林の陰の小さなかやぶきの小屋にいて東に病気の子供あれば行って看病してやり西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い南に死にそうな人あれば行って怖がらなくてもいいと言い北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろと言い日照りのときは涙を流し※寒さの夏はオロオロ歩きみんなにでくのぼうと呼ばれ褒められもせず苦にもされずそういう者に私はなりたい
私もなりたい。
けど難しい。
特に、ここ!!
あらゆることを自分を勘定に入れずによく見聞きしわかりそして忘れず
尊敬できる自分に近づこうという、志はもっていないとなと、ふと今日思った。