どんなに辛い時も、私には幸運な事に歌があったからと、明るくわらって、話している様子を、今朝テレビで見ました。歌っている間だけは、どんな時でも幸せでしたと。
11月15日にレコーディングをする予定だったそうですが、その日まで待てないと、新曲を提供する事になっていた南こうせつさんに電話があり、島倉千代子さんの自宅リビングで、亡くなる3日前にレコーディングを無事に済ませることができたそうです。この辺りも、自分の体調をよく見てらしての判断だったのだろうと、プロ根性を感じます。
翌日、南こうせつさんに、島倉さんから、「自分の人生の最後に、二度と見られない風景を見せていただきながら歌を入れられるって、こんな幸せはありませんでした。人生の最後にすばらしい時間をありがとうございました」と涙声で語っていらしたそうです。
南こうせつさんは、レコーディング時、島倉さんの体力的に、一度歌えるのがやっとだろうと思っていたらしいのですが、三度も歌い、奇跡の歌声でしたと。
音楽の神様の前では、人は謙虚になり、素直になり、純粋になり、感謝を忘れません。
音楽は、人に力を与えます。そして奇跡を起こします。
島倉千代子さんの新曲、楽しみにしています。
人生いろいろで、それでも明るく強く笑顔で生きた島倉さんが、これからは、愛する人たちと安らかな笑顔で眠れますように。
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