パラオにあるペリリュー島。
戦争で勝った国アメリカ、戦場となった島の島民、負けた国日本。それぞれが、あとから都合のいい様に語り継いでいくものだと思うので、戦時中に本当に何があったのかは、この情報社会でも、真実は今となっては知ることはできないと思います。
私たちが日本語でペリリュー島と検索した時、目にする情報は、やはり日本に都合よく語り継がれたものが多いと承知の上で
http://matome.naver.jp/odai/2140776979681509501
正しく生きたい。そもそも全ての人はそう願って生きていると思います。
戦争の残酷さは、家族を亡くした方々の苦しみは勿論計り知れないものですが、自分が正しく生きるという真の希望とは真逆の事を強いられる事。もっと直接的に言ってしまうと、どれだけ人を殺したか。それが評価されるという狂った状況に身を置いて、そしてその狂った状況に流されて生きていかなければならないという事。
NHKで朝のドラマで放送されていた「おしん」は国民的ドラマでご存じな方も多いと思います。私はまだ当時小学生でしたが、そのドラマの中でとても印象的だった事が、2点あります。一つは、大根飯。これはうまそうだなぁ~と憧れさえ覚えました。あともう一つは、中村雅俊が演じていたおしんのおじさんだったかなぁ~。おしんとの間柄は忘れてしまいましたが、召集令状が来たものの、人を殺すのが嫌だと逃げ回ってかくれていた。そして最後は見つかって連れて行かれてしまうのだけど、殺されてしまっただったかな。。。
その時の私がどう感じて、十数年も経った今、そのドラマの一部の話しをこうして覚えているのか、それは定かではいのですが、今思うのは、どんな時代にも流されず、自分の信念を持って生きることが許されなかった時代があるんだと。そして私自身もやはり流されず信念を持っていきたいと思うんだよなぁ~。やっぱり。
現代は、そういう意味では自分がどう生きるか多様な選択ができる時代です。それだけに、もしかしたら、何が善で、なにが悪かが、どこか混沌としてしまうのかもしれないななんて思います。
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