2015年1月13日火曜日

Once Upon A Summertime

いつかの夏、あなたは覚えてる?...
私達、小さなお花屋さんのまえで足を止めたわね。

あなたは、輝いている勿忘草の花束をわたしに買ってくれた。

丁度今日みたいな夏の日、
私達は、笑顔に満ちた、しあわせな午後を過ごした。
カフェでこっそりキスをしたりもしたわね。

あなたは、私にとって木に咲き誇る花よりも甘く、
どんな女の子よりも私は、誇らしかった。
まるで、パリの市長から、全てを任されたかのように。

いまは、違う冬が来て、そして去り
餌をあげていた、あの公園の鳩達も飛び去ってしまった。
だけど私は思い出すの。闇夜の鐘のが鳴る度に
あなたがわたしを愛してくれたあの夏の日を。




Once Upon A Summertime
元々、シャンソンの曲を、ジョニーマーサーが英詞をつけたからでしょうか?ジャズの詩には珍しく、叙情的な歌詞。神田川や、22歳の別れの様な、そんな雰囲気さえします。

Blossom Dearieも歌っていますが、私はこのMonica Zetterlundと、Bill Evans TrioのOnce Upon A Summertimeが好きです。感じる心というのは、歌の音程の良さや、リズムの良さだけに反応するのではないと、改めて思う事ができる音源です。Bill Evansの伴奏は、懐が深く、暖かく包み込む様な伴奏で、この曲を切なく表現しています。ぜひぜひ、みなさんにも、あの夏、あの冬、いつかの思い出を思い出しながら、聴いて頂きたい一曲です。

2015年1月6日火曜日

あけましておめでとうございます。

昨年中は、沢山の皆様に、夏の暑い日も冬の寒い日も、ライブに足を運んで頂き、本当にありがとうございました。私がこうして歌を歌い続けていられるのも、偏に皆様のおかげです。

2015年は、みなさんに少しでも恩返しになるような歌が歌える様、益々精進していきます。

このお正月は家族の者がインフルエンザになり、休日診療所にお世話になりました。たくさんの患者さんであふれている病院、お医者様は大変ですね。インフルエンザA型はワクチンの効き目もほとんどないと聞きました。毎度不思議に思うのですが、お医者様には感染しないんですかね?

最近新年の恒例となっている、寒川神社にお参り、今年も行ってまいりました。去年の物凄い渋滞の記憶から、出発時刻14時ころにしたら、ほぼ渋滞にも巻き込まれずにすんなり駐車場に入る事ができました。ところが、境内は人人人・・・。お賽銭を投げ入れる所は、もはやBOXではなくLANDです。昨年の御礼と、今年の誓いと、お願い事を無事済ませました。


2015年、平和で笑顔の多い年になりますように。本年もどうぞよろしくお願い致します。



スケジュールアップしましたので、ご都合の合う日にお越しくださいませ。歌い始めは1月15日新宿Jazz Spot Jとなります。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


2014年12月26日金曜日

サンタさんへ

日にちは、変わり、昨夜のアコースティックハウスジャムへお越しくださいましたサンタの皆様、ありがとうございました。イブに来なかったサンタがまとめて25日のクリスマスライブにやってきました。嬉しかった!!



クリスマスソングも、今年歌い納め。でも、悔いはありません。一曲一曲、邪心なく、心を込めて歌う事ができたと思います。



ピアニストの岡村さん、ひっさしぶりの越阪部さん、ドラムス羽鳥くん。とってもバランスのよいメンバーに恵まれたクリスマススペシャルライブになりました。スペシャルゲストで、ゆかちゃんも歌ってくれて、華を添えてくださいました。

ライブ後のサコズ飲みも楽しかったな。幸せな1日をサンタさんありがとう!!






2014年12月22日月曜日

美しいクリスマスソング

キリスト教の方々は、クリスマスには、私たちとは違う、特別な思いがあるのでしょうね。

どのクリスマスソングも厳かで、美しいものばかりだなと、このシーズンになると毎年改めて思います。

皆さんが知っている、The Christmas Songも大好きな曲の一つですが、今日は、あまり皆様の知らない曲をご紹介したいと思います。

これは、Ella Fitzgeraldが歌っているものですが、とてもシンプルに歌っているので、曲の美しさと歌詞が心に染み入ります。あれだけ声量も歌唱力もある方ですが、それをあえて出さずにシンプルに歌っています。

クリスマスの夜のお供に。

https://www.youtube.com/watch?v=2X-qV4WSWvg

2014年12月15日月曜日

ストックホルムでワルツを

先日、ボーカリストの石川真奈美さんが観て、感想を少し書いてらして、これは観たいぞっと、
『ストックホルムでワルツを』という映画を観てきました。一人映画鑑賞の度胸はなく、映画マニアの友人に声をかけたら、二つ返事で一緒に行ってくれると共に色々な裏技を伝授してくれました。なるほど、チケット屋さんで購入すると安く観れるのねー!!今回の劇場のチケットは、なんと千円でゲット!!八百円浮いちゃった。ランチ代になるもんね!!


モニカは、実在するスウェーデンのジャズボーカリスト。シングルマザーの彼女は、電話交換手の仕事をしながら、歌手活動をしていました。エラフィッツジェラルドの前で歌を聴いてもらい、誰かの真似では心に響かないと言われ、悩んでいる所を、音楽仲間(後に彼女の一番の理解者で彼女の夫となるベーシスト)から、スウェディッシュで歌う事を勧められ、それがヒットし、国内、外で認められるトップボーカリストになるという、サクセスストーリー。

何より、モニカ役のエッダマグナソン。素晴らしい女優であり、ボーカリストです。本編の歌は、彼女が歌っていると聞いてビックリ!!少し調べたところ、元々が音楽大学を出て、音楽畑の方だったとのこと。納得納得。

スウェディッシュで歌うジャズは、英語よりも暖かい雰囲気になりながら、しっかりスウィングもするから、素敵!!エッダマグナソンの歌は、静かに歌う場面でも、説得力があり、また高音も太く真っ直ぐに張りがある、とても魅力のある声です。

映画をみながら、子供達が小さな頃、父と母が横浜から来てくれて、面倒みてくれたこと、娘がライブ前に緊張している私に、歌が上手く行くようにとお守りをつくってくれ事、そんな事を後から後から思い出して、主役のモニカに重ねて涙が止まらなくなりました。

主役を務めた、エッダマグナソン12/20.21とブルーノート東京に出演するそうです。あー!!行きたいよー!!





2014年12月10日水曜日

Jazz Spot Jライブ御礼

今日、もう日にちか変わり、昨日になりました。Jazz Spot Jライブに、お寒い中、お越しくださいまして、本当にありがとうございました。

よいお年をなんて挨拶まだ早いかと思うけど、もうそんな時期になったんですねー。

今日のライブ、なんと全く録音しなかったー!!(≧∇≦)こんなこと、かなり久しぶりです。という訳で自分の反省は出来ません…。あー。やっちゃったよ。私…。

リンヘイテツさんとのライブは、かなりお久しぶりでした。山口さんとりんさんは、最近ご一緒する事が多いらしく、お互いの役割分担がしっかり出来てるなあーと思いました。

お二人のThere will never be another youは、とても楽しかったな。

最後のクリスマスソングは、発声も少し変えて、厳かにつとめました。キリスト教の方は、自分の宗教の特別な日の曲、特別な思いで作られたのだと思うと、やはりなるべくそのイメージを壊したくないですもんね。

さて、このライブで、レコーディングに向けての課題も、またまた発生しました。楽しみも苦労もつきませんね。でも、だからこそ幸せ。

今日来てくださった皆様のお顔を一人一人思い出しながら、感謝して、今夜はもう眠ります。ありがとうございました。

2014年12月5日金曜日

CDジャケット打ち合わせ

先日、ジャケットの写真の打ち合わせをしました。カメラマンは、以前から、私の写真を撮っていただいている、アサヒカメラでも写真を選出された事のある桑原一悦さんです。

とても丁寧に、こちらの要望や、CDのイメージを聞いていただいて、わたし自身考えていなかったことやイメージ出来ていなかった事がとてもはっきりした様に思います。

アルバム名、ジャケット写真のイメージは…。ナイショ。もう少しお待ちくださいませ。

写真は、打ち合わせの時の、とってもキレイな夜景です。夜のお出かけ、寒い時期ですが、よいものですね。