2020年12月16日水曜日

歳をとるということ

 10年前の私より今の私の歌の方が断然いいと思う。

10年前の私より今の私は若さも美しさもないと思う。

老いは平等である。そして、最近どう老いていくか自分の中でイメージしたりする事が多くなりました。

私は若い頃、高級なものを持つのが嫌いだった。執着すると、失くした時、壊れた時に辛いから。たとえばどんなに高級なセーターも毛玉が出来れば毛玉のない安価なセーターの方が見栄えがいいわけだし。高級な傘や、ボールペンは失くしたらショックだし。その頃は物を大切にすることが鬱陶しかったのだとおもう。ほかにやる事や興味が多すぎて。


最近思うのは物を大切に出来る人は人との関係も大切に出来る人だと思う。

歳をとって昔よりもいい物をなるべく長く大切にしたいと思う。それは古い物を大切にするヨーロッパの文化に触れたからなのかもしれないし、単なる加齢による精神の変化なのかもしれない。


私の周りにいてくれる人をもっともっと大切にしよう。


私の歌を聴きにきてくれる人が1人でもいる限り私は歌い続けよう。そしてその人たちにご恩返しができる様、もっといい歌が歌える努力だけはし続けよう。

今日は、そんなことを考えて感謝やら、ちょっとしたおセンチ、、、なんだか泣けてしまいました。

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