2015年1月19日月曜日

無題

2015年一月十六日、102歳で祖母が亡くなりました。
苦しむ様子もなく、家族に見守られた中で亡くなったと聞いて、安心しました。

おばあちゃんに最後に会ったのは、渡英直前でした。6年前、おばあちゃんは、涙をながしながら、イギリスに行くなんてゆりちゃん大変だね。おばあちゃん元気でね。というと、おばあちゃんは、もうお迎え待つだけどから。ゆりちゃんこそ元気で頑張ってねって。その時、とてもおばあちゃんが神々しく見えて、今でも鮮明に思い出すことができます。あれが最後になってしまいました。

明治最後の年に産まれて、19歳で嫁ぎ、6人の子供を立派に育て、いつも髪をきちっとまとめ、80歳過ぎても日本茶、海苔を扱うお店をやっていました。優しくって、しっかりしていて、私の自慢のおばあちゃんでした。

私が思い出すおばあちゃんは、ぱっと嬉しそうな顔、そしてとっても明るい声。孫が10人もいるのに、一人一人みんなを愛してくれていたのです。10年以上ぶりになるかな。式の後、いとこと三人で献杯をしました。おばあちゃんの思い出話をして、おばあちゃんの優しさ、偉大さを私達三人、噛み締めていたと思います。

おばあちゃんの顔、とても綺麗でした。鼻筋がすっと通って若い頃は大層美人だったんだろうな。

大好きなおばあちゃん

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