2015年2月9日月曜日

悪夢 ~Nightmare~

夢です。ここは、中村真さんの名誉のために、最初に申し上げておきます。


さいたま市内の、実在しないライブハウスで、どちらかというと、元々クラブだった様な、縦長のお店。広さもそこそこあるし、かなりの高級感もあるけど、ピアノは黒のヤマハのアップライトでした。

リハでBewitchedをやったんだけど、ちょっとフェイクをして歌ったら、大阪弁でなんなん?っていきなり機嫌が悪くなり、まくしたてるように怒られました。私も、最初は、頭にきたものの、ここで帰る訳にもいかないし、とにかくやり切らねばならないと、中村さんに、下げたくもない頭を下げ、どうにか気持ちよく、お互いやりましょうと、握手を求めました。中村さんは、面倒そうに手を出し、その手はとても冷たかった。。。

更に部が悪い事にお客様は、中村さんを聴きにきた、ジャズ好きのオヤジさん数人と、美女ばかりで、完全アウェイ。私は焦って、何人かの実在する、いつもよく来てくれるお友達に連絡。そんなところで目が覚めました。

こういう気持ちでライブをした事、3ボーカル事件という、私の中でも想い出のライブが何年前かにありましたが、こんな状況でやってもいい歌は歌えないんですよね~。あぁ~。ホントものすごく怖い夢だったわぁ~。



*注 中村真さんには、連絡して、この記事の掲載を快諾して頂きました。とても心の広い素晴らしいピアニストなので、こんな事はないですよ~!!

2015年2月7日土曜日

昨夜のジャズマルライブ御礼

昨夜のジャズマルライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました。歌っているときに、お客さまの嬉しそうなお顔を見ると、幸せで、感謝の気持ちでいっぱいになります。そういう瞬間は、とても謙虚な神聖な気持ちになります。そして、原動力になります。

何かを得ると、失うものもある事もありますが、歌が好きというこの気持ちだけは、永遠に失う事がない様に思えます。

まだまだ身につけなければならないスキルはあります。でもテクニックをひけらかす様なボーカルではなくて、ワンフレーズで、心に沁みる様なボーカルになりたい。スウィングの女王といわれるくらい、スウィングできるボーカルになりたい。(この夢はデカイ!!)まだまだ色んな修行が必要です。

いつか叶うのだろうか…、ふと不安にもなりますが、「諦めたらそこで試合終了」この言葉、簡単な言葉だけど、何度、私を支えてくれていることか。

余談ですが、夢は英語で、dreamですが、dreamを、英英辞典で調べると、したい事、なりたいもの、手に入れたいもの。ところが、国語辞典で調べると、はかないもの、とりとめのないことだそうです。なんとこの差。もはや、dreamを夢と訳していいのかというレベルで、違ってしまいますね。私のは、dreamです。

昨日は、取るに足らないボーカルだと落ち込んでいましたが、進歩の為には、自己否定も必要だしね。何が悪くて、何が足らないか。それが、練習の道標になるのですから。

また今日から頑張るぞっと。














2015年2月6日金曜日

サコズバー御礼と、本日2・6のジャズマル告知

暦の上では春。ぬくぬくとした暖かな部屋の中から外を眺めると、そこには、すっかり春の日差しがたしかにあります。(外に出たら極寒だけど。。。)

先日のSako's Bar、足を運んでくださった皆様、ありがとうございます。
レコーディングメンバーとのプレ演奏となりました。私は、まだまだ自分の歌を、こう歌いたいと伝える力が足りないですね。そんな中、川村さんのピアノが私の難を隠してくれるので、安心できます。この安心感は集中する場面では、一番必要なんじゃないかと感じます。山口さんのギターはみんなを盛り上げて楽しませてくれるので、私は、ただただ歌に専念すればいいだけ。歌う上でこの環境は本当にありがたいです。


今日は、南与野ジャズマルにてライブです。今月はレコーディングプレ的なライブで、川村健さんとの共演が多いです。川村健さんと、小山大介さんとは初共演です。楽しみ。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

2015年2月2日月曜日

なんだか・・・。

後藤健二さん、とても残念で悲しい結果となってしまい、心が重いです。

日本人がこれから狙われる。そんな言葉に、メディアが踊らされて、今後どうして身を守るか。昨日からそんな報道を見る度に、強い違和感を感じます。

中東は、日本からは、遠い国ですが、同じ地球に住む罪もない人々が、戦争で苦しんでいる事を、後藤さんは伝えてきたそうです。私たち一人一人が、今できる事、しなければならない事はなんなんだろう。考えずにはいられないです。今一番報道してほしい事、知りたい事はそれなのに、答えになるような報道は、少なくともテレビからは、得られません。

テロには屈しない。そんな言葉も、今は聞きたくない。もう少し、ご遺族の気持ちを慮った言葉の選び方ができないのでしょうか?

本当に憎むべきは、なんなんでしょう?どうしてあの殺人集団の戦士になった人々がいるのでしょう?

誰か一人の責任ではない。現状を変える事ができるのも、誰か一人の力ではない。私たちが、何が起きているのか、正しく知る事が、今後悲劇を招かない第一歩になるんじゃないかと思います。

後藤さんのお二人のお嬢様が、お父様の事を誇りに思いながら、健やかにご成長される事と、後藤さんのご冥福をお祈りいたします。




2015年1月27日火曜日

好きな事をして生きるということ

モーニングバードという朝の情報番組を見ています。その中のGウーマンという、コーナーでは、自分らしく、輝く女性を取材しています。

今日は、日蓮宗 尼僧、戸澤宗充さんがそのコーナーで取材されていました。戸澤さんは、結婚し、子供を二人産み、幸せな生活を送っていましたが、ご主人が事故でなくなり、まだ乳飲み子の子供を育てるために、もともと持っていた資格、茶道の先生をして、二人の子供を育てたそうです。その後、46歳で出家し、自分の私財をすべてなげうって、女性の為の駆け込み寺の建立をしたそうです。

5,6千万円も費用がかかるお寺の建立。戸澤さんが、どうしてそんな無茶ができたかって、
「人間いつかは、死んじゃうんだもん。好きな事して生きなくちゃ。」このコーナーの中で、私が、一番心に残った、戸澤さんの言葉でした。

好きな事をする。私の中での、好きな事をするというのは、とても難しい事です。この好きな事をして生きるって、勘違いするとえらい大変な事になります。

たとえば、ダラダラと過ごしたい。好きなものを好きなだけ買いたい。楽しい事ばっかりしたい。殿方の場合だと、美人で若い女性とチョメチョメしたいとか。笑。ダラダラ過ごしたら、後悔する。好きなものを好きなだけ買ったら、支払が大変で、後悔する。楽しい事ばっかりしてたら、楽しいことが楽しくなくなっちゃう。殿方の場合は、どうなるか、それぞれ想像にお任せで。

人間は、3歳の時には、ほぼ立派に道徳心なるものができあがっていると思います。そして、その道徳心に逆らって生きる事は、したくない事。やっぱりどうしたって、正しく生きたいと人は思うのです。けれど、人間には同時に沢山の欲があって、その正しく生きたいというのが、簡単にはいかないように、世の中出来ているんですね。

四苦八苦、生きる事は大変なんだと。三食の食事をありがたく頂けて、雨風しのげる家があり、家族が健康で、それだけで、感謝。

さて、私もレコーディングに向けて、練習頑張らねばっ!!・・・こうして目標を持っていられる事にも感謝。

2015年1月19日月曜日

無題

2015年一月十六日、102歳で祖母が亡くなりました。
苦しむ様子もなく、家族に見守られた中で亡くなったと聞いて、安心しました。

おばあちゃんに最後に会ったのは、渡英直前でした。6年前、おばあちゃんは、涙をながしながら、イギリスに行くなんてゆりちゃん大変だね。おばあちゃん元気でね。というと、おばあちゃんは、もうお迎え待つだけどから。ゆりちゃんこそ元気で頑張ってねって。その時、とてもおばあちゃんが神々しく見えて、今でも鮮明に思い出すことができます。あれが最後になってしまいました。

明治最後の年に産まれて、19歳で嫁ぎ、6人の子供を立派に育て、いつも髪をきちっとまとめ、80歳過ぎても日本茶、海苔を扱うお店をやっていました。優しくって、しっかりしていて、私の自慢のおばあちゃんでした。

私が思い出すおばあちゃんは、ぱっと嬉しそうな顔、そしてとっても明るい声。孫が10人もいるのに、一人一人みんなを愛してくれていたのです。10年以上ぶりになるかな。式の後、いとこと三人で献杯をしました。おばあちゃんの思い出話をして、おばあちゃんの優しさ、偉大さを私達三人、噛み締めていたと思います。

おばあちゃんの顔、とても綺麗でした。鼻筋がすっと通って若い頃は大層美人だったんだろうな。

大好きなおばあちゃん

2015年1月16日金曜日

雨のJライブ

Jライブでの雨の歌い初めとなりました。

冬の雨は冷たく、楽しみにしていた時でさえ、外出することが億劫になります。それでも、都合をつけていらしてくださった皆様には、心より御礼申し上げます。

お客様がいらっしゃらない中でのファーストセットとなりました。オーナーの幸田さんが、グラスを手にして、ゆっくりと前の方の席に歩いていらして、ライブ鑑賞してくださりました。お店のスタッフの方々も、曲が終わると拍手をくださり、そのおかげで引き締まった気持ちでファーストセットを送る事ができた様に思います。セカンドセットからお客様がいらして、いきなりエンジンをかけなくて済んだように思います。お店と音楽を愛しているからこその行動なんでしょうね。本当に頭が下がる思いがしました。

昨夜はHeika's Torioとの久々の共演。とっても楽しかった。3rdセットでLike Someone In Loveはルバードから入り、テンポだし失敗したにも関わらず、とっても熱くなって、楽しかった~!!ピアノトリオは、盛り上がった時の派手さは、たまらなく楽しいです。そしてそういう瞬間、音楽とつながった瞬間、生きててよかった〜と思います。

写真は、幸せそうな私。


来月2/16は、レコーディング直前ライブになります。レコーディングでも、そういう瞬間が訪れます様に。